1, 千秋の雪積りたる
富士の高嶺の雄姿ぞ
幾万代の後までも
変わらぬ誠の鑑なる
2, 奔流百里石をかみ
巌に激しいや増しに
勢い加わる利根の水
これ剛健のためしなり
3, あゝ此の山と此の川と
日夕眺むる健男児
自然を示す巨人をば
如何に学ばん習わなん
4, 白幡台の雪月花
四季の折々常総の
平野にしるく輝くは
高潔無垢の別天地
5, 石段登る六十余
一足ごとに踏みかため
心を鍛え身を練りて
忠良有為の基たてん
作詞 寺田彰司 曲 旧制一高寮歌 「アムール川」(栗林宇一作曲)のものを借用
1, 常南一角風起り
利根の川波すさぶ時
蛟竜いまや雲を得て
飛躍の姿永劫の
命をさけぶもののふの
意気と力の雄々しさよ
2, 六つの花散る冬の日も
黄金とかす夏の日も
臥薪嘗胆鍛えこし
鉄腕一度地になれば
鬼神閻羅も影をひめ
さとしの光照らすなり
3, 人生意気に感じては
そもわが前に敵やある
勝利の大旆白幡の
台上高く押し立てて
九百健児諸共に
いざや歌わん弥栄を
作詞 中村重夫 補作 土井晩翠 曲 旧制二高(仙台)ボート部応援歌を借用
〒301-0844
茨城県龍ケ崎市平畑248
TEL 0297-62-2146